人事の業務内容というと、私自身、配属されるまでは、採用活動をしている部署というイメージが強かったのですが、他にも、社内制度を作ったり研修を企画したり、労務管理や社会保険の手続きを行なったり、給与計算の手当の管理をするなど、業務は非常に多岐に渡っています。

採用した若手の社員が配属先で活躍している様子をその社員の上司や先輩などから間接的に聞けたときはとても嬉しく思います。また、不安いっぱいの表情で配属された新入社員が、日々の業務の中で成長し、年々自信をつけていっている姿を集合研修の際に直接見ることができたときも、担当者としてやりがいを感じています。

人事課に配属されて間もない頃、当時の上司に「どんな人事マンになりたいか」と聞かれたことがあります。当時は、人事課＝採用担当部署というイメージしかなかったため、何と答えて良いか分かりませんでした。それが、日々の業務を通して経験を積んでいく中で、あの時の質問の意図が少しずつ解ってきました。

人事課は他部署と異なり、その業務のほとんどが社員一人ひとりの働き方や生活に直結しています。また、会社が持続的に発展するためには人の成長が何よりも不可欠です。

この事をしっかりと認識し、制度構築、研修、労務管理、採用などの業務を通じて、社員がより働きやすい環境を整え、会社をより発展することに寄与できる人事マンになることが私の目標です。