社会

豊かな食生活のために

中部飼料の宣言

特性ある畜水産物をつくる飼料を通じて、健康で豊かな食生活に貢献します。

関連するSDGs
3 すべての人に健康と福祉を
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
「豊かな食生活のために」をイメージしたイラスト

基本的な考え方

少子高齢化、食生活の多様化といった社会の変化により、「食」への安全性や健康への関心が高まる一方で、「食」の海外への依存度は、依然として高いままです。

当社は、健康で豊かな食生活を持続させるため、飼料を通じて伝統ある日本の食文化やそれを支えてきた産業の継承・発展に貢献します。

食卓の風景

具体的な取り組み

当社は創業以来、日本の畜水産物の価値を創造し、畜水産業に携わるお客様とともに成長することで、健康で豊かな食生活に貢献してまいりました。その原動力の一つが「特性ある畜水産物」をつくる飼料です。これにより、海外の畜水産物との差別化を図ることが可能となります。

当社は、「安全・安心」な飼料の製造だけでなく、配合設計や加工方法を工夫することで生まれる「付加価値」を持つ飼料の開発・販売に注力しています。

ここで2つの例をご紹介します。

栄養素を豊富に含む畜水産物をつくる飼料のイメージイラスト

①健康価値を付加する飼料

通常よりもビタミンやセサミン等の栄養素を豊富に含む畜水産物をつくる飼料です。例えば、一般的な卵や魚は持たない「ごまセサミン」を含めることができます。これにより、畜水産物が本来持っている栄養とあいまって、健康的な食生活に寄与します。

「生臭くなく脂が乗っているのにあっさりした」魚のイメージイラスト

②「美味しい」をデザインする飼料

使用する目的やニーズに合わせて、畜水産物の「色」「風味」「味」などをデザインする飼料です。例えば、飼料の配合・加工により、「鶏の臭みが少なく淡いピンク色」が特長の鶏肉や「生臭くなく脂が乗っているのにあっさりした」魚などもつくることができます。多様化するニーズに合わせ、「見て・食べて美味しい」をデザインすることで心と身体の豊かさに寄与します。

今後も「特性ある畜水産物」をつくる飼料の開発・販売を行うことで、日本の畜水産業の発展に寄与するとともに、「食」の川上から健康で豊かな食生活に貢献してまいります。

ごまたまご、プライムぶり、プライム鯛(「特性ある畜水産物」の一例)

プラスワン

当社は、付加価値のある畜水産物の販売を通して、畜産家・養殖業者とマーケットをつなぐ役割も担っております。