Human and Works

研究

研究技術部 養豚グループ

入  社:2012年入社

最終学歴:院卒 生物資源研究科出身

Q仕事内容を教えてください
A

私が所属する養豚グループは養豚用飼料の商品開発業務と技術サポート業務を行う部署です。私は現在、主に試験管理業務と飼料設計業務を担当しています。

試験管理業務は実際に豚を飼育しながら飼料を与え、体重測定などを行い、飼料の特徴を把握します。

飼料設計業務は、各工場からの要望に対して製品の成分変更を行う業務です。他には、全国の工場に赴いて製造課と打ち合わせするなど、より良い飼料を製造するために意見交換もしています。

Q仕事のやりがいは何ですか?
A

業務においてやりがいを感じる時は、2つあります。

1つは携わった試験結果が飼料に活かされた時です。豚は生まれてから出荷されるまで6か月もがかかる家畜です。1つの新しい飼料を作る時間も試行錯誤を経て1サイクル6か月かかるため、どうしても長期間になります。こうして携わった末に製品として世の中に出ていくときは感慨深いものがあります。

そしてもう1つは状態の良い豚を育成出来たときです。当社の加茂研究所では豚の種付けから出産、出荷に至るまで一貫した生産を行っていますが、結果として状態のいい豚になることも悪い豚になることもあります。なぜ悪いのか、次回はどうしたら良くなるのか改善点を模索し、豚が応えてくれた時には研究の面白みを感じます。

Q目標は何ですか?
A

当たり前かもしれませんが、「売れる飼料」を創ることです。

私は営業の仕事をしていた時期がありますが、そこで学んだことの1つとして、「飼料というのは一度の売買で完了する商品ではなく継続して使って頂く商品であり、売れる飼料とはお客様から必要とされ一定の評価を得続ける飼料のこと」だと感じていました。

今は立場も変わり研究の仕事をしていますが、貢献すべき対象の養豚は地域も様々、畜舎も様々、豚の品種も様々で一つとして同じ農場は有りません。少しでも多くのお客様に必要とされる、「売れる飼料創り」をしていきたいと思っています。