限りある資源を守る
ために
中部飼料の宣言
限りある海洋資源を守るため、養殖業に使用する魚粉を削減します。
関連するSDGs
基本的な考え方
世界人口の増加等に伴い水産物の需要は増大し、海洋資源枯渇の危機が深刻化しており、今後も増加し続ける需要を支えるのは主に養殖業と考えられております。
しかしながら、日本の養殖業に使用する配合飼料の多くは、栄養バランスに優れた魚粉を主原料としているため、結果的に天然資源に依存することになります。
水産物需要の増加に対応し、養殖業の持続可能性を高めるために、当社は魚粉に依存しない飼料や養殖技術の開発に取り組みます。
具体的な取り組み
当社は、魚粉に代わる原料を探索し、配合設計を工夫することで、従来製品と同等以上の魚の成長を可能にする低魚粉飼料を開発しました。2007年から低魚粉飼料の販売を開始しており、低魚粉飼料を戦略製品と位置付け、年々その販売量は増加しております。
今後も低魚粉化を推進することで、海洋資源の保護に貢献し、養殖業の持続可能性につなげてまいります。
プラスワン
現状に満足せず、さらなる配合設計の見直しとグループ会社である有限会社豊洋水産でのフィールド試験を繰り返し、低魚粉化の究極形である無魚粉飼料の開発に成功し、販売を開始しております。