環境保全

かけがえのない
地球環境の保全に貢献

中部飼料の宣言

家畜が排泄する糞尿や食品残渣等をコンポで堆肥化し、循環型社会の構築に貢献します。

関連するSDGs
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
12 つくる責任 つかう責任
「かけがえのない地球環境の保全に貢献」をイメージしたイラスト

基本的な考え方

国内の畜糞は、年間約8,000万t発生しており、適切に処理しなければ水質汚濁、悪臭、廃棄物問題、地球温暖化等の環境問題の原因となります。

しかし、畜糞を焼却処理によって処分するには大きなエネルギーが必要となるだけでなく、ダイオキシン等の有害化学物質を発生させたり、焼却灰の埋立地の確保が必要であったりと、自然環境への負荷が大きくなってしまいます。

畜産業界の永続的な発展のために、当社は畜糞問題の解決に取り組みます。

年間の畜糞約8,000万トン。それが水質汚濁、悪臭、廃棄物問題、地球温暖化の原因であることを表すイラスト

具体的な取り組み

当社は、畜糞発酵処理機「コンポ」を1976年に開発、販売を開始し、普及に努めてまいりました。その後1994年に設立したグループ会社・中部エコテック株式会社に事業を引継ぎ、さらなる拡販を図り、畜糞を堆肥化することで循環型社会に貢献しております。

「コンポ」は、畜糞などを焼却処理に頼らず、微生物の自然な力で発酵させ、良質な有機質肥料を作り出す処理機です。火力を使用しないためCO2の排出量が少なく済み、好気性発酵の環境を整えることでメタンガスを発生させることもありません。

また、密閉式の縦型の構造のため悪臭対策をしやすく、なおかつ広大な用地を必要とすることもありません。

今後も、コンポの販売を通じ、自然に負荷をかけない廃棄物処理を促進し、地球環境の保全に貢献してまいります。

畜糞などを焼却処理に頼らず、微生物の自然な力で発酵させ、良質な有機質肥料を作り出す処理機「コンポ」

プラスワン

さらに、畜糞処理で培ったノウハウを活かして食品残渣等の処理も可能にしたコンポを開発し、食品リサイクルループづくりにも貢献しております。