環境保全

プラスチックごみの削減

中部飼料の宣言

飼料配送時における梱包資材の削減を通して、省資源化と脱プラスチックを推進します。

関連するSDGs
12 つくる責任 つかう責任
14 海の豊かさを守ろう
「プラスチックごみの削減」をイメージした写真

基本的な考え方

海に流出するプラスチックごみは、年間800万tともいわれており、海洋汚染だけでなく、海に生きる生物を死に至らしめ、世界中で問題視されております。

また、マイクロプラスチックとなり魚の体に蓄積されるため、漁業・養殖業を通じて魚を摂取する人体にも影響を及ぼす可能性が指摘されています。

当社はプラスチックごみを削減するために、飼料配送時におけるプラスチックを使用した梱包資材を減らします。

プラスチックごみ年間800万トン

具体的な取り組み

当社では、飼料の配送において、資源の使用量を削減するとともに、可能な限り梱包資材のリターナブル化を行っております。その上さらに、取り組みを発展させ、梱包そのものを必要としない配送を積極的に導入しております。

当社が飼料をお客様に配送する形態は、3種類あります。1つ目が、紙袋の形態です。1袋20kgで、少量販売する場合にのみ利用します。

2つ目が、フレコンバッグの形態です。容量500kgのプラスチック製の袋に飼料を入れて配送します。使用後回収して徹底的に洗浄し、再利用します。フレコンバッグを繰り返し利用することで、紙袋に比べ、物流時の資源の使い捨てを減らし、環境負荷の軽減につながります。

3つ目が、バラ出荷という形態です。紙袋やフレコンバッグを使用せず、飼料を直接専用トラックへ積み込みます。フレコンバッグを使用しないためプラスチックの削減ができます。

今後も、バラ出荷の比率を高めることで省資源化と脱プラスチックを推進してまいります。

2019年4月~2020年3月 飼料の出荷トン数における、バラ出荷・フレコンバッグ出荷・紙袋出荷の割合

プラスワン

バラ出荷比率がさらに上がれば、フレコンバッグを再利用するための洗浄に必要な水・エネルギーも削減できます。