コーポレート・ガバナンス

リスクマネジメント

中部飼料の宣言

事業の継続を阻害するリスクを排し、持続的な発展を遂げるためにリスク管理に取り組みます。

関連するSDGs
16 平和と公正をすべての人に

基本的な考え方

当社は、リスク管理につきましては、リスク管理規程に基本方針を定めています。

  • ①お客様に満足していただける商品の品質、安全性の確保を最優先に、顧客、取引先、株主、投資家などの利害関係者及びグループ会社役職員の利益阻害要因の排除、軽減に努めております。
  • ②食を司る飼料及び畜産物などの食品を供給する者としての責任を自覚し、製品を長期安定的に供給することを社会的使命として行動します。

具体的な取り組み

リスクマネジメント体制

リスク管理委員会を構成する当社経営協議会において、当社グループの様々なリスクを一元的に俯瞰し、リスクの予防、発生時における迅速かつ的確な対応、再発の防止を図り、当社グループの企業価値の保全に努めております。

損失の危険の管理等に関する体制

当社グループの損失の危険の管理等に関し、リスク管理担当を管理本部長としております。管理本部長は、リスク管理規程の策定を行い、個々のリスク(経営、業務運営、環境、災害等のリスク)の責任部署を定めるとともに、当社グループ全体のリスクを網羅的・統括的に管理しております。新たに発生したリスクについては速やかに担当部署を定めております。

また、内部監査室が各部門毎のリスク管理の状況を監査し、その結果を取締役会に報告しております。報告された内容について取締役会において改善策を審議、決定しております。

BCP・緊急時の対応

地震・津波などの自然災害及び伝染病などの流行に伴う緊急事態には人的・物的被害及びお客様への影響を最小限に抑えて業務を早期に復旧するために必要な社内体制を確立するとともに、必要事項を定めた「事業継続計画」を策定しております。

当社のBCPの方針としては「第一に、従業員の命と安全を守る 第二に、事業を継続する 第三に、品質を保持する」としております。

東日本大震災では八戸工場・鹿島工場が被災し、停電や津波によって操業停止に陥りましたが、事前にBCPを策定していたことで、翌日には他工場から飼料の応援輸送を実施し、途切れさせることなくお客様へ飼料を供給することができました。

プラスワン

さらに、工場の操業停止を回避するために、定期的な機械の点検に加え、釧路工場においてはIoTを活用した異常駆動の自動検知システムを導入しております。