社会

飼料の供給責任を
果たすために

中部飼料の宣言

飼料の安定供給責任を果たし、川上から食の安定供給に貢献します。

関連するSDGs
12 つくる責任 つかう責任
「飼料の供給責任を果たすために」をイメージしたイラスト

基本的な考え方

家畜は飼料が無ければ生きていけないため、飼料は畜産物生産に不可欠です。一方で、飼料の原料となるとうもろこしなどの穀物は、その大半を輸入しているため、天候不順による不作、エタノール燃料への流用、他国との需要競合等により、調達が困難になり、飼料が製造できなくなるリスクがあります。

また、近年地震や台風等の天災が多発しており、インフラが被害を受けるなどして、飼料の供給ができなくなるリスクもあります。

当社は、飼料の安定供給のために、原料調達国の多様化や強固な供給体制の構築に取り組みます。

飼料の安定供給のために、原料調達国の多様化や強固な供給体制の構築に取り組むイメージのイラスト

具体的な取り組み

原料調達において、調達国を多様化することによって、一国集中のリスクを緩和しています。また、万一、原料が切れそうになった場合には、代替原料の利用や、北海道から九州まで全国に8か所ある自社グループの工場から融通しあうことで対応が可能です。

飼料の供給面においては、全国の畜産家に自社で製造した飼料を供給する体制を整えております。そして、原料と同様に、災害等の緊急時には自社グループの工場間による相互供給体制を構築しております。

実際に東日本大震災の際には、被災した八戸工場・鹿島工場のエリアのお客様に他工場から供給しました。

飼料の安定供給責任を果たし続け、フードチェーンの一翼を担ってまいります。

中部飼料株式会社グループの飼料生産体制

プラスワン

2019年に北海道で2番目となる釧路工場を稼働させました。道東地区への供給は、それまで苫小牧にある北海道工場から長時間かけて輸送しておりましたが、釧路工場稼働により、さらなる安定供給体制の強化につながっております。